【読売新聞】高価格ハンディファンの取材を受けました

高価格ハンディファンについて読売新聞(関西版)から取材を受け、5月23日付の読売新聞(関西版)夕刊に掲載されました。あわせて本日放送の読売テレビ「テッパン朝ライブ じゅーっと!」でも同内容が放送されたようです。

5月23日付 読売新聞関西版夕刊
手持ちタイプの扇風機に「高性能・高価格」の風…家電大手が相次ぎ「1万~2万円台」投入、消臭効果・羽根なしも

さてハンディファン。数年前まで、ハンディファンといえば「女子高生のバッグについている小さな扇風機」でした。Francfrancのパステルカラーが流行り、女子高生が制服姿で風を浴びながら街を闊歩する姿が令和の夏の風物詩ですらあったような。

もちろんアラフィフの私も愛用していますが。何しろ電車に乗った瞬間、コントロールできないほどの汗がブワッと出てしまうお年頃なので。

2026年の夏、その景色がちょっと変わってきました。今年はダイソンやSharkといった、いわゆる“強風家電”を得意とするメーカーが、1万円を超える高価格ハンディファンに本気で参入してきたのです。

ダイソン初のハンディファン「Dyson HushJet Mini Cool ファン」の市場想定価格は1万7600円前後。最大風速25m/秒、毎分6万5000回転のモーター搭載と、もはや「携帯扇風機」というより高機能なガジェット。もちろんダイソンらしく羽根も見えませんし、なかなかに静か。

シャークニンジャ「ChillPill_は冷却プレートやミスト機能も搭載し、アタッチメントを使いこなせば、さまざまな場所に取り付けて使うことも可能です。

こうなったことで、今まで「ハンディファン欲しいけど、大人の男性が持つにはちょっとかわいすぎないか?」と躊躇していた方々も使いやすくなりました。何しろ色もデザインも完全に“ガジェット寄り”。金属調、マット質感、無骨なフォルムは、まるで高級イヤホンかモバイルバッテリーのようです。

日本の夏は、もはや“気合いで耐えるもの”ではなくなりました。以前は、男性が外で小型ファンを使うのは少し気恥ずかしかったという声も聞きましたが、猛暑が長期化し、通勤服もカジュアル化した今、「快適であること」を優先する人も増えてきたのでしょう。

 さらに、高価格化によって“持ち物としての説得力”も生まれました。人は1000円のハンディファンには「便利グッズ」を求めるが、1万5000円を超えると「所有欲」を求め始めます。風量だけではなく、デザイン性やブランド哲学まで見始めます。最近で言うと、バルミューダの6万円のTheClockの価値が分かるか分からないか論争があったように(笑)

 かつて「ドライヤーに5万円?」と言われた時代があった。でも今では、髪を乾かすだけではなく、“気分よく身支度する体験”にお金を払う人が増えた。ハンディファンも、そこに近づいている気がします。