みなさんは今、自宅でどんな掃除機をメインで使っていますか?かつて掃除機はキャニスター式と呼ばれるコード付きタイプが主流でしたが、2018年に販売台数がスティック(主にコードレス)タイプがキャニスターを抜かし、今もその差が広がりつつあります。
コードレスをメジャーにした掃除機というと、ダイソンだという人もいますが、私の記憶ではそれより前に、インテリアショップに並んでいたスウェーデン発の家電メーカー、エレクトロラックスのコードレスがオシャレだとして、憧れの的になっていたと思います。
そんなエレクトロラックスのコードレス掃除機もデザインと機能を年々進化してきました。そして今年2023年2月に新たに発売されたのが、今回紹介する「UltimateHome(アルティメイトホーム) 700」。相変わらずカッコいいです。
デザインもさることながら一番の特徴は、本体が1.9kgと”同社モデルにおいて最軽量”ながらパワフルな吸引力を実現している点。世間的にすごく軽いというわけではありませんが、すでに発売されている「UltimateHome 900」が2.88kgということを考えると、すごく軽くなった印象がありますね。
確かな軽さと吸引力、使いやすさを実感!
さっそく使ってみましたが、確かに自走感も手伝って軽く感じるし、すいすい掃除できます。そしてゴミもしっかり取り除ける!コードレス掃除機の中にはたまに、一往復では完全に取り除けず、二往復、場合によっては三往復しなくてはいけない掃除機もあります。
原因は吸引力不足のほか、ヘッドの形状や構造に吸い込みにくい部分がある、逆にゴミを飛ばしちゃうなど、さまざまな理由がありますが、これは一往復ですっきり取り除いてくれるので、気持ちいい!掃除力としては大満足です。
細かいギミックも工夫されていました。まずヘッドが光るので、床面のホコリが見やすい!
またボタンを押して上に引き抜くと、ハンディ部分だけ引き抜けます。
ヘッドを足でペダルを踏むと、かがまずに抜き取れるのも便利ですが、これはちょっとコツが要ります。ペダルを踏むとヘッドが前に進んじゃうんですよね。なので滑りにくいカーペット上か、壁際でやるのがオススメ。
またヘッドが2種類付属しているので、床面に合わせて使い分けができます。
さらにアタッチメントが豊富なので、家中の掃除ができますね。これらは充電台にセットしておくこともできます。
気になる点といえば……
一方ちょっと気になったのは、ヘッドを左右を動かす時に、けっこう手首をひねらなければいけないこと。これにはちょっと違和感を感じました。ふだん使っている掃除機の1つの比べてみると…。
あとはゴミ捨ての手間もちょっと面倒ですかね。ダストボックスを外して、上からフィルターを1つずつ外し、ひっくり返して捨てます。最近は、ワンタッチもしくは2つぐらいの動作でさっと捨てられるタイプが増えているので、少し面倒に感じました。
なお、これらはすべて水洗いできるので、ホコリっぽくなったらスッキリ洗って清潔に保てます。クリアな感じがデザイン的にも素敵なので、できるだけきれいにしておきたいですね。
水拭き機能だけでもほしいぐらいに便利!
ところで、この「UltimateHome 700」は別売の「パワープロモップノズル」を取り付けると、水拭きモップに早変わりします。そして、これがめっちゃ便利でした。2つの丸いモップがぐるぐる回って水拭きしてくれるクリーナー、ありますよね。まさに、それになるのです。
使い方は簡単で、水で濡らしたモップを装着し、ヘッドを付け替えるだけ。自動でモードが切り替わり、モップの回転が始まります。
使ってみたところ、まず動かしやすい!しかも適度な圧と回転で床にこびりついた汚れがしっかり拭き取れます。
この便利さは想像以上!前々から、回転モップクリーナーが一台あると便利かな、と思っていましたが、これがあれば1台2役で邪魔になりません。これだけでも、私の中で価値がぐんとあがりました。別売ですが、絶対あったほうがいいアイテム!
数日間使用してみて、ちょっとした動きの惜しさはあったものの、トータル的には大満足。特にデザイン、吸引力、水拭きの点から、私の中で3本指に入るコードレスとなりました。
本体サイズ:224×235×1,008mm(幅×奥行き×高さ)
本体重量:1.9kg
充電時間:約4.5時間
連続使用時間:通常モードで約20分、最大モードで約10分、低電カモードで約40分
集塵容量:300ml