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【家電レビュー】BALMUDAのコーヒーメーカーはやっぱり絵になります

BALMUDAから10月に発売され、さっそく話題沸騰中のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」。お借りして使ってみましたが、やはりBALMUDAらしさてんこ盛り!体験が味わえるコーヒーメーカーでした。

ちょっとレトロ感のあるおしゃれなデザインもさることながら、抽出方法にも独自もこだわりを搭載しています。その1つが「バイパス注湯」。注湯口を上だけでなく、ドリッパーとサーバーの間にもしのばせ、全体の湯量の75%を濃いめに抽出したあと、残りの25%はお湯だけを直接サーバーに注ぎます。これによりサーバー内のコーヒー温度が下がらず、雑味を抑えたクリアな味になるんだそう。

ステンレス製のサーバーと円錐形のドリッパー

いわゆるドリップコーヒーメーカーのため、あらかじめ挽いた豆を用意します。久しぶりに、キャンプで使用している手挽きのコーヒーミルを使ってみました。ゴリゴリという音、豆が挽かれる感触、徐々に立ち上ってくる香り。たまには手挽きの時間を楽しむのもいいですね。

挽いた粉をドリッパーにいれ、「REGULAR」をいれました。電源ボタンを押すと「ポワン」という音色とともに、フィラメント風ランプがオレンジ色に点灯。さらに抽出が始まると、カンコンカンコンという振り子時計が時を刻む音が響きます。この音を聴いていると、なんとなくノスタルジックな気持ちになってきました(笑)。こういうところも、”体験”を大切にするBALMUDAらしさですね。

湯温をきめ細かく変えるプログラミングでは、サーバーを温めるスチームが100℃、蒸らしが93℃、そして0.2ml単位の少量の湯を間欠的にシャワーのように注いでいきます。この湯温は徐々に下げ、最後のバイパス注湯は86℃で行い、クリアに仕上げています。

注湯の様子が見えるのも楽しいですね
しっかり色濃いコーヒーが入りました

味はまさにすっきりクリアな味。「STRONG」モードを選べば、より力強い味わいが楽しめますよ。ちなみに12月上旬には、スターバックスとコラボした限定モデルが出るそうなので、スタバ派の人はこちらもチェックしてみるといいかもしれません。

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