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【家電レビュー】加湿器はしまう前にお手入れを。ダイニチならお手入れラクラク

すっかり春になりましたね。近くを流れる川沿いの桜並木も満開を迎え、徐々に散り始めています。

明日から新年度が始まるので、お部屋も春に衣替えしようと、もう使わない冬物家電を片付けることにしました。家のあちこちで使っていたヒーターのほか、加湿器も1台を残してすべてしまうことにします。

この冬、かなりお世話になったのが、このダイニチの加湿器です。戸建に引っ越して初めて迎えた冬でしたが、やはりマンションに比べて乾燥しやすく、加湿器を使わないと湿度は30℃台まで下がってしまいます。そんなときでも、この加湿器をオンにすれば、短時間で50%台までアップするので、欠かせない存在でした。

ダイニチ LXシリーズ

加湿器は、使用中もお手入れが欠かせませんが、しまうときにはいつもより念入りにお手入れしないといけません。内部に水分や汚れが残ったまましまうと、次にシーズンに使うときにカビや雑菌が繁殖している可能性も。そんな不衛生な加湿器をそのまま使ったら、菌やカビが空気中に撒き散らされてしまい、加湿器肺炎のリスクも否めません。

お手入れ方法としては、いつも行っているお手入れを特に念入りに行い、最後にしっかり乾かすこと。我が家で使っていたダイニチの加湿器は、温風気化式と呼ばれるハイブリッド式なので、お手入れするのは主に、タンクとトレイ、気化フィルターです。


水タンクを洗う

タンクはいつも給水のタイミングで、水を入れてジャブジャブと振るってキレイにしていますが、今回は台所用洗剤を少量入れて、少し長めにジャブジャブ。柄のついたスポンジがあれば、内部を軽くこすり洗いするのもいいと思います。

台所用洗剤をちょこっと入れました
洗剤を使った後は、しっかりすすいで洗剤成分を残さないように。
残ってしまうと、悪臭や雑菌の原因になります

トレイを洗う(または取替カバーを交換する)

タンクの水を溜めるトレイも洗いましょう。といっても私が使用しているダイニチの加湿器には、「カンタン取替トレイカバー」がついているため、これを外して捨て、新しいものと取り替えるだけなのですが!

トレイを引き出すと、気化フィルターが出てくるので、
こちらを取り出します
プラスチック製のカンタン取替トレイカバーが装着されていました。
よく見ると、隅にカルキが固まっています
取り外して捨てれば、お手入れ不要!
次のシーズンに新しいものを装着します

ちなみに、カンタン取替トレイカバーを使わなくても、加湿器は使えます。その場合は、使用中もトレイを洗う必要がありますので、面倒な人はトレイカバーを使うのがおすすめ。

気化フィルターを洗う

これがちょっと面倒ですが、気化フィルターにもカルキがたくさん溜まって固まっています。これを放置すると吸水性が悪くなり、風量が落ちたり不衛生になるので、クエン酸を使ってしっかり洗いましょう。

バケツにぬるま湯4Lを入れ、小さじ2.5杯のクエン酸を入れてよく混ぜます。この中に、気化フィルターをイン!30分から2時間ほど浸けておきます。

ちょっとバケツが小さかったので、途中で何度か向きを変えました

2時間ほど浸けたら、クエン酸水が黒いような黄色いような色になっていて、けっこう汚れていたんだなー、と実感!最後はクエン酸が残らないよう水で2分ほどしっかりすすぎ、乾かします。今回は、次のシーズンまで使わないので、完全に乾かさないといけません。

洗ったものは全てしっかり乾かします

この面倒な気化フィルターのお手入れも、このダイニチLXシリーズなら、ズボラできちゃいます。日常的なお手入れもせず、シーズンが終わったら別売りの「カンタン取替フィルター」と交換するだけ。「自分で洗うより清潔で安心」「そもそも洗うのが面倒」という人は、この「カンタン取替フィルター」がオススメです。

もちろん私も用意しています。今回はお手入れしたので、
来シーズンからかな

さあ、これで安心してしまえますね!もう少ししたら、今度は除湿機が活躍する季節になるのかな。四季があるのは素敵なことですが、快適に暮らすには工夫が必要ですね。

こちらも参照してください。

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